奪還

のりべえ 2歳7ヶ月23日

のりべえが退院した。妻はどうしても外せない用があり、私が一人で迎えに行った。

今回の検査入院のメインイベントだったはずのMRI撮影は、気道確保が難しい(MRI室では口からの挿管ができなかった)という判断から見送られ、自然入眠の状態での撮影ものりべえが動いてしまうのであきらめ、脳波測定も「眠らせての検査はこれ以上しないほうがいい」という判断から中止となった。結果、今回の検査入院で実施した検査はCTの撮影と膀胱のエコーだけで、外来に1日いればできてしまうレベルのものである。
とはいえ、そんなところで危険を冒してまで強行してもらっても何もいいことはないので、先生方の慎重な判断には感謝したい。

脳外科の先生の都合で、8時40分に病棟入り(ちなみに、前夜21時過ぎに先生から直々に電話をいただいたのだが、そんな時間に医者から電話が来ると入院患者の親の寿命は2年くらい縮むことを御存じないらしい)。脳外科の先生の話。CTで見る限り、脳室内の圧力が増している兆候は見られない。また、腰の手術跡も、髄膜瘤が再発するようなこともないようだ、とのこと。また、今後、なにか緊急で大きな手術を受けるなどの際に麻酔がかけられないことに問題はないか、との質問に対しては、手術室であればそうした事態に備えての設備等があり、大丈夫だろうとの明快な返事をいただいた。またいずれMRIは撮ることになるが、その際は手術室で麻酔をかけ、手術室にある小型の機器で撮影するといった手を考えるそうだ。
10時にはベッドを空けなければならないと言われていたが、総合診療科の先生との話が済んでいなかった(+当日入院する患者も予定されていなかった)ので、導尿と注入もさせてもらった。薬を処方してもらい、物品を受け取り、(合間に私も食事をし)、退院手続きをして病院を出たのは12時過ぎだった。そしてのりべえと私の冒険はまだ始まったばかりだった(じゃじゃーん)。

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生まれて何日