退院後一日目

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[photo:20041217_05,午前中の訓子は大ゴキゲン。] 夫と長男を送り出したあと、訓子と二人きりで過ごす。やっと「育児休業」している実感が沸いてくる。訓子が起きているときはできるだけ構ってやりたいところだが、家事をあれこれ片付けてしまいたいのもあって、洗濯物を干したりしている間ロッキングチェアに座らせておく。午前中の訓子は大ゴキゲン。「アーアー」「ぶぶぶー」と大きな声を出しながら手を大きく振ったりする。顔を近づけて名前を呼んだりほっぺをつついたりするとよく笑う。ただ時々きばるがウンチは出ない。
 お昼のミルク後、昼寝。そのあと布団に一緒に横になり、寝返りの練習をさせる。横向きの状態から介助しながらゆっくりうつぶせにもっていく。訓子は自主的に頭を持ち上げてがんばっていた。腕で支えて体の下になった手を抜くということはまだできず、介助が必要。頭も体も重いからなぁ。でもうつぶせ状態で頭を支えるのはとても上手になり、首もしっかりしてきたように思う。
 乾燥しているからと思い3時ごろほうじ茶を100ccも与えたらお腹がパンパンになってしまい、訓子もちょっと苦しそう。いっしょうけんめいきばるがウンチはちょっぴりお尻に張りついている程度。ベッドに置くと大泣きなので、ミルクがほしいのかと思い、長男を迎えに行く直前に少なめのミルクを飲ませる。落ち着いたように見えるがやはり苦しそう。とりあえず抱っこ紐で立て抱っこをして保育園へ。
 予定の時間を過ぎてしまったが、保育園に行くと長男のクラスの子や先生方が取り巻いて歓迎してくれた。子供たちは、長男から話を聞いてはいても実際に赤ちゃんを見るとびっくりしたようだった。みな訓子が意外にどっしりしているのに驚いた様子。(そりゃ生後5ヶ月間入院していてやっと退院してきたと聞けば、誰でも病弱そうな細くて青白い子を連想するわなぁ)。長男はすたすたと自分の荷物をまとめて来て、非常に「できた子」だった。
 家に帰ってからの訓子は大大ゴキゲンナナメ。とにかく大泣き、顔を真っ赤にして怒る。泣くたびにおしっこはたっぷり出てくるが相変わらずお腹は張り気味で、大泉門も病院にいたときは十字に凹んでいるのが一目瞭然だったのに今はどこに大泉門があるのかわからないくらい。圧が高いのかと心配になり、仕方なくイチジク浣腸をすることにした。当然ながらちゃんと出て、そのあとすぐお風呂に入れる。いやはや、長男が帰ってきてからは大忙しでバタバタ。長男は手伝ってもくれるが、やはり子供だし我慢ができないところもある。訓子はわぁわぁ泣いているし、長男には夕ご飯を食べさせなければならないし、お風呂に一緒に入っている間、訓子は放りっぱなしだし、私が余裕をなくして大声を出すとさらに訓子は泣くし、訓子が泣くと長男が「お母さんがいないと寂しいって泣いてるよ」とか言うし、要するに体は一つだから二人の世話をいっぺんにはできないのだ。今日は夫は遅いし。(職場の忘年会のはずだったのに、トラブルが発生したらしく宴会どころではなく会議続きだとか。夫も夫で大変なのだ。)
 長男は風邪気味で咳をするので私もピリピリしてしまうのだが、訓子にミルクを飲ませている間、早く寝ろと言っても一人では寝られず、結局9時になってしまった。まあもう少ししたら慣れて私も手際がよくなってくるだろう。5歳ちがいの子供2人でアップアップはしていられない。これからはあまり「~しなければ」とキーキーせずに、押さえるところは押さえてあとは手を抜くことを覚えよう。今、すやすや寝ている2人の寝顔を見てようやくホッ。ただ長男の体が少々熱いのが気になる・・・。