心配事は絶えず

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 家に帰ってから、訓子の表情や意思表示が豊かになり、活発になったような気がする。単に一日中見ているからわかるようになっただけかもしれないけれど。ただ心配なことが2つある。
 1つは大泉門。入院中は凹んでいることが多くて顔が洋ナシのようなかっこうになっており、先生にも何度か大丈夫かと聞いたものだ。ところが、今は気づくと大泉門がどこにあるかもわからないくらいで、むしろ張っているように見える。退院前に圧設定を変えたという話は聞いていない。とすると、圧が高くなっている!? シャントの流れが悪くなっているのではないだろうか。昼過ぎに病院に電話をし、折り返しの先生からの電話でそのことを聞いたところ、よく吐いたり機嫌が悪くてミルクの飲みも悪いということがなければ慌てることはない、とのこと。(ただ「大丈夫」とは言っていない。)予定どおり水曜日の外来でよいということらしい。でも・・・シャント閉塞が起こると脳室に髄液がたまりすぎて普通は吐き気、頭痛、元気がないなどの症状が表れるらしい。ただ赤ん坊の場合はまだ骨がくっついていないので、ある程度の調節ができるのだ。圧の目安になるのが大泉門だから、シャントの圧設定を上げてもいないのに張り気味なのはかなり心配。
 もう1つは、ウンチがしっかり出ないこと。今日も午前中あまりに苦しそうなのでちょっぴり浣腸した。やはり肛門・直腸障害のせいなのだろうか。浣腸は癖になるというから、これから毎日一生浣腸をしていかなければならないのだろうか。でもあまりいきんだりお腹が張っていたりするとシャントの流れが悪くなるし・・・。
 あとは、病院にいたときほどミルクを求めて大泣きしたりしないし、夜も長い時間よく寝るので、ミルクの量が減っている。入院中のようにしっかり浣腸してウンチを出してやっていないから、ミルクも入らないのだろう。200ccが3回ではやはり少ないだろうか。
 でも訓子は今のところ総じて機嫌がよく、大声を出したり(ご発声)、喃語をしゃべったり(ぶぶぶーとつばを飛ばす)、手をばたばたさせたり(足はあまり動かないが)と元気がいい。ガラガラをつかもうとするし、にぎって振ったりもしている。自己主張もする。
 機嫌がいいかどうか。我々が判断する基準はこれしかない。