水頭症

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頭蓋内に異常なほど多量の液体が存在する状態を指す。特に、吸収の欠陥や流れの阻害、過剰分泌によって、脳脊髄液(cerebrospinal fluid CSF)が脳室内で増えているもの。
脳脊髄液の増加に伴い、脳室は拡大し、頭の内部の圧力が増してくる。この圧力を軽減するために、シャントと呼ばれる小さい管を頭に埋め込む処置がとられる。シャントは余分な脳脊髄液を他の部分に流す役目を果たす。
英語名"Hydrocephalus"は、ギリシャ語のhydro(水)cephalus(頭)から。